宇宙
第1章 もう一人の私
次の朝、真希のけたたましい声で目を覚まし、パパに目もくれず、慌ただしく家を出た絢は妙に緊張感を抱き教室へと入ったが、みんないつもと変わらない様子だった。
だが、音楽の時間にこの前の歌のテストを絢子が欠席(多分仮病)していた為、尻拭いをする事になったのだった。
「トホホ、、、でも絢子もきっと私のふざけて書いた作文のせいで、国語の授業恥をかいてるだろうな。」
家に帰るといい匂いが漂い導かれるように絢はリビングへと向かった。
「やっぱり!カレーだ。美味しそう。」
「パパね、カレーが好きなの。なのに今日は新しく見つかった惑星の事で忙しくて泊まり込みになるんですって。」
「そおなの。残念だね、パパとも話したかったのに。」
「仕方ないわよ。今日は2人でパパの分まで食べましょ。」
2人は昨日の出来事やパパの事について語り、その後も親子水入らずでお風呂に入り語り続けた。
絢は自分の部屋に戻り布団に体をうずくめ、ふと窓から夜空を見つめた。
キラーン。。。
「あ!流星!明日国語の小テストいい点とれますように。。お願いします。。」
藁にもすがる思いで神頼みをしたが、いい点を取れるはずがなかったのは言うまでもない。
だが、音楽の時間にこの前の歌のテストを絢子が欠席(多分仮病)していた為、尻拭いをする事になったのだった。
「トホホ、、、でも絢子もきっと私のふざけて書いた作文のせいで、国語の授業恥をかいてるだろうな。」
家に帰るといい匂いが漂い導かれるように絢はリビングへと向かった。
「やっぱり!カレーだ。美味しそう。」
「パパね、カレーが好きなの。なのに今日は新しく見つかった惑星の事で忙しくて泊まり込みになるんですって。」
「そおなの。残念だね、パパとも話したかったのに。」
「仕方ないわよ。今日は2人でパパの分まで食べましょ。」
2人は昨日の出来事やパパの事について語り、その後も親子水入らずでお風呂に入り語り続けた。
絢は自分の部屋に戻り布団に体をうずくめ、ふと窓から夜空を見つめた。
キラーン。。。
「あ!流星!明日国語の小テストいい点とれますように。。お願いします。。」
藁にもすがる思いで神頼みをしたが、いい点を取れるはずがなかったのは言うまでもない。