テキストサイズ

あなたは彼をどう思う…?

第2章 ・・2

「何言ってんのって顔してるけど、そのままの意味。次期代表、それだけだ。」


…マジか。確かにそうだとすれば納得がいく。


「…スゴいね。。。」

「まぁな。」

『・・・一弥様到着いたしました。』


スピーカーからさっきの執事さんの声がすると同時に、車が止まった。


「着いたってよ。行くぞ。」

“ガチャ”


「行ってらっしゃいませ。」


執事さんはまた、ドアを開けて恭しくお辞儀をしていた。


「サンキューな田崎。」

「いえ。働かせていただいてる身でお褒めいただくなんて…ありがとうございます。」

「あ、あの…お名前教えていただけますか?」

「あぁ、これは失礼いたしました。
田崎忍と申します。」

「ありがとうございます!私は咲下舞と言います。田崎さん、でよろしいですか?」

「はい。「おい!早く来いよ!!俺のこと待たせんな!」」


あの俺様野郎が!!!


「咲下様、早く行かれた方がいいかと。
一弥様怒られると怖いので…」

「確かに怖そうですね。分かりました。ありがとうございます」


田崎さんやっさしぃー!それに比べて…


「あぁ?それに比べてなんだって?」

「えっ、あ、なにもないです。」

「さっきから早く来いつってんだろ!?」

ドス黒いオーラ出てますよ~


「おい!!」

「は、はい!!!すみません。」


田崎さーん助けてーと田崎さんを見たもののこちらを見て深くお辞儀をしていた…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ