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夢。 〜 O×S×A×N×M 〜

第2章 じいまご story

大野「潤」


松潤の大きな瞳が
カッと見開いて。


松本「俺…あの時、智の気持ちわかってて利用したんだよ…
今更、自分の気持ち誤魔化すなって言われたって…」

大野「俺が『受け入れる』って言ったんだ。
利用されたなんて思ってねぇよ」



やっぱり、潤は。
潤は、俺を…



松本「都合良すぎんだろ、」

大野「都合良すぎだろうがなんだろうが
潤の今の本当の気持ち、聞かせてよ…」



聞きたい。
お前の口から。



大野「俺は…わかってると思うけど、
ずっと潤が好きだったよ。
今でも。」



聞かせてくれよ。



大野「潤」





松本「…いいの?俺でいいの?
翔さんも、相葉さんも、ニノも、みんな智のこと好きなのに…俺でいいの?」






大野「潤がいい。
もちろん、他の三人のことも大好きだけど
オイラ…潤がいい…」



二人してボロボロに泣いていて
気付いたらいつしか
潤の腕の中に収まっていた



松本「バカだな、俺…遠回りして。
ごめんな…智」

いいんだよ
もういいんだ、って
首を横に振った




松本「智…好きだ」


大野「ふふっ。道明寺みてぇ」

このくらいの憎まれ口、いいだろ?

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