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キミが欲しい。

第4章 stage4〜かけひきの赤い糸〜

「なんで電気消えてんの?」
「ひなのが来てるはずだよ?ボールあるし..」


部員の話し声が聞こえる

やばい..!どうしよう。この状況はかなりまずいよ。


「あーぁ。いいとこだったのに。」

直樹はあからさまにため息をつき、ひなのの頭をポンポンと撫でる


「それじゃぁ、また今度続きね。俺は裏口から皆にばれない様に出るから安心して。」


じゃあっと優しく触れるだけのキスをする


「あっ、今日のひなのおかずにしてもいい?」

『だっだめ!だめだめだめ‼』

何を言うんだこの人‼
恥ずかしすぎて死ぬ‼


嘘だよっと笑いながら手を降り裏口から直樹は出て行った

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