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キミが欲しい。

第5章 stage5〜欲張りで強がり〜

昨日はちょうど直樹くんがいなくなった後に部員が倉庫に来て、変質者がいたから焦って逃げたと言った

なんて苦し紛れ..

でも皆信じてくれたからよかったか。


朝ため息をつきながら教室に入ると玲が走って来た


「ちょっと!昨日変質者平気だった?」
『あー、まぁ平気だったよ。』

ホッとしながら顔をしかめて頭をバンバンたたく

「もー、あたしが昨日忠告したのに最後まで聞かないからだよ!」


ん?とした顔をすると玲に軽く睨まれる


「まっ、何もなくてよかったね!健くんに感謝しな‼」

『はっ?健?』


健がなんでここで出てくる?


そんな話をしてると健が廊下を通ってるのが見えた

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