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相葉side




「ゆう、めっちゃ似合ってる」

「はは、でしょ？」




真っ白なタキシードを着て
にっこりと微笑むゆう。


…先、越されちゃったな。



俺なんてもうおじさんだし。



「ゆうくーん」



…ほら、そのちゃんだって
かわいくなったんだ。



淡いピンク色のドレスを着て
嬉しそうに笑ってる。




「そのちゃん、お兄ちゃんは？」

「あっ、にぃには…
来るって言ってたけど
どうかわかんないです…」



申し訳なさそうに
頭を下げるそのちゃん。



…ニノちゃんは…
俺になんて会ってくれないかも。



あーあ。今の俺の気持ちみたい…。



ドンヨリしてて、
雨が降り始めそう。