無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

そして、胸元に優しく引き寄せられたかと思うと、耳の中をくちゅりと舐められ、全身がぶるりと震えた。


チュッチュルッ


熱い舌が耳の奥で激しく動きまわり、水音のいやらしい音が直接耳に届いて恥ずかしい。



その間もナカの指がゆるゆると動いて、同時に攻めたてられるソレにたまらない気持ちになる。



「霧島さん可愛い…。また溢れてきましたよ」



「い…わないで…」



「指、増やしても大丈夫そうですね」



「えっや、アアアッ！？」


ズプンッ


彼にほだされ、ぐしゃくしゃになったそこは、いとも簡単に２本の指を飲み込んだ。



「すごいうねってる。気持ちいいんですか…？ここ擦ると、キュッと締まりますよ」



「〜〜ッ」



ダメだ…イきそう…！


ぎゅっと、しがみつくように彼の首の後ろに腕を回す。


お互いの肌が汗ばんでいるからか、吸い付く肌が気持ちいい。
けれど、絶えずでる喘ぎ声のせいで頭がグラグラとして、意識が途切れそうだ。


「し、づきさん…ッぁっ苦しい、ッ息できな…んぁッ」


「やめてほしい？でも、霧島さんが締め付けて離さないんですよ」


私の肩に顎を乗せた志月蛍がふっと笑った気配を感じる。
でも、その声はさっきより甘みを増していて。


腰に押し付けられているソレも、興奮で硬くなっていることに気がつく。



「志月さんも…、苦しそ…うッ」



「ッ」