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小さな恋のストーリー

第4章 会えなくても

美和子にキスしたい。


美和子を抱き締めたい。


そんな気持ちがあふれ出した。


『美和子、次の日曜日は必ず会いに行くから』


僕の指はそうタップしていた。


もしかしたら、また仕事になってしまうかもしれない。


でも今は美和子に会いに行く。


そう決めたんだ。


会って、この腕で思い切り美和子を感じたい。


『嬉しい!陽ちゃん沢山抱き締めてね!』


『もちろん!!』


美和子も同じ気持ちだったようだ。


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