テキストサイズ

小さな恋のストーリー

第5章 溺愛

「ん?食べたいんだね。ちょっと待ってね~」


シュン君はどうやら、私が物欲しそうに見えたみたい。


今度は私の口にパンケーキが運ばれてきた。


「ん~美味しい!」


シュン君見ていただけなんだけど、美味しいものはやっぱり美味しい。


二人してニコニコ、モグモグ、シュン君は手際よく順番に食べさてくれた。


最後の二切れになると、大きい方にたっぷりクリームを乗せ、私の口へ。


そう、いつだって美味しいところは私にくれる。


シュン君の優しさは、そういうさりげない所でも感じるの。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ