先生の秘密
第1章 秘密
運動神経がない私が久しぶりに走ってる
まぁ案の定遅い
すぐに手首をつかまれ壁に追い込まれた
先生の腕が壁について片足は私の股の間にある
さっきつかまれた私の腕は壁に押さえつけられてる
いわゆるめちゃくちゃ密着してる壁ドン
「いま見てたよな」
「みっ見てないです」
「うそつくな」
「ほんとです……っ」
「橘、だっけ?たしか正義感あふれる子だったはず」
先生の顔が近い
「……」
「ぜったい言うよな」
「言いません!!」
「…見てたんだな」
あああ……
「……見てないです」
「授業までさぼって正義感あるはずなのに不真面目なんだな」
「先生は関係ないじゃないですか」
「悪い子だ」
「うるさいです離してください」
「むり」
先生の端正な顔がもっと近づく
「ちっ近いです……っ」
「見ちゃったんなら記憶を消す薬、飲んでもらわなきゃ」
ちょっとまって
「……は?」
「殺されたいの?」
「なんで殺されなきゃいけないんですか」
冷や汗が全身ににじむ
「じゃあ飲んでもらわなきゃ」
「いやです!!」
必死に体をねじっても男の人には勝てない
「まぁ全部消えちゃうからね~」
「なんで記憶を先生がいけないことをしてるのを見てしまっただけで消されなきゃいけないんですか!離して!!」
「無理に決まってるじゃん。……俺はもう誰も信用出来ないの」
少しだけ寂しそうな顔をする泉谷先生に戸惑った
でもすぐに元の顔に戻った
記憶を消されるとか嫌に決まってるじゃん……っ
まぁ案の定遅い
すぐに手首をつかまれ壁に追い込まれた
先生の腕が壁について片足は私の股の間にある
さっきつかまれた私の腕は壁に押さえつけられてる
いわゆるめちゃくちゃ密着してる壁ドン
「いま見てたよな」
「みっ見てないです」
「うそつくな」
「ほんとです……っ」
「橘、だっけ?たしか正義感あふれる子だったはず」
先生の顔が近い
「……」
「ぜったい言うよな」
「言いません!!」
「…見てたんだな」
あああ……
「……見てないです」
「授業までさぼって正義感あるはずなのに不真面目なんだな」
「先生は関係ないじゃないですか」
「悪い子だ」
「うるさいです離してください」
「むり」
先生の端正な顔がもっと近づく
「ちっ近いです……っ」
「見ちゃったんなら記憶を消す薬、飲んでもらわなきゃ」
ちょっとまって
「……は?」
「殺されたいの?」
「なんで殺されなきゃいけないんですか」
冷や汗が全身ににじむ
「じゃあ飲んでもらわなきゃ」
「いやです!!」
必死に体をねじっても男の人には勝てない
「まぁ全部消えちゃうからね~」
「なんで記憶を先生がいけないことをしてるのを見てしまっただけで消されなきゃいけないんですか!離して!!」
「無理に決まってるじゃん。……俺はもう誰も信用出来ないの」
少しだけ寂しそうな顔をする泉谷先生に戸惑った
でもすぐに元の顔に戻った
記憶を消されるとか嫌に決まってるじゃん……っ