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カワイイ子には気をつけて。

第7章 seven

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…靴はない。



やっぱいないし。




あ…俺の血。



帰るとそこには家具や服が散らかっていて



俺の血も残っていた。




母さんがどこに行ったかなんてしらないけどね。




片付けとかないと。




どんだけ騒いだんだよ…


はぁ。



いつもこうだ。



毎回俺が家を片付ける。




今日は酒まであんのかよ。



ビン割れてるし。


あ、これで俺殴ったの?



まじか。


結構衝撃だわ。



何ていつも考えてしまう。





母さんが暴力をふるっているのがバレないのは



近所にはいい顔で接してて、



あと、多分俺自身が警察に行かないから。



治療もいつも竜弥のお兄さんが医者だからやってもらってるし。



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