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泣かぬ鼠が身を焦がす

第21章 能ある鷹も身を焦がす(サイドストーリー)


必死で拒もうとしましたが今の私には何の力もなく、あっけなくベルトを外されスラックスと下着が取り払われてしまいました


「……っ」


恥ずかしい
私からは何も見えないのに、三村様が見ている気がします


「おっきいね」
「ひっ、ぁ……触ら、ないで下さい……!」
「ん? ここ気持ちいいかな。ぴくぴくしてる」


力なく萎れている私のそこを微妙な力で撫でられてしまい、徐々に血液が集まっていくのがわかりました


「あぁ、すごい。勃つともっと大っきくなるんだ」
「んぁあ……あ……や、めて……っくださ……」


見えないということがここになってとても大きな意味を持ってきました

どこに触れられるかわからないため、急に触られるとつい声が出てしまうのです


「その声も可愛い」
「……っや、いや……です……っ」
「嫌よ嫌よも、だね。先端からお漏らししちゃってるよ。ほら、こーこ」
「んんんっ、んー……!」


あまりに酷い私の声を聞きたくなく、口を必死に引き結びます

しかし三村様はそれが不満だったようで


「声我慢しちゃ駄目」


と再び私の鼻を摘まれました

荒い息も嬌声も口から出るため、酷く女々しい私の声が響きます


「は、はふ……はん、ふ……っ」

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