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泣かぬ鼠が身を焦がす

第4章 隠した爪に刺される


俺の、相手……?
セックスしてくれるってこと?

考えてくれるとか言ってたのに、こんなすぐ答え出したのか


伊藤さんはメガネも外して手帳の上に置いた


うわぉ
やっぱ超イケメンだ?


服を捲くられて乳首を抓られる


「んっ……ふ、」
「こんなところが気持ちいいんですか?」


まぁ、開発されたし


「ん……ぅん、気持ちい……ょ……」
「そうですか。これは?」
「あぁ、んっ……」


ぎゅう、と両胸の乳首を強く抓られて身体が反った


「真っ赤ですね」
「んあ、あ……っふぅ」


興奮から赤く色づいた乳首に歯を立てられる


白い歯……
歯並びも綺麗だし

それに噛まれてると思うと……


「勃ってますね」


俺の変化に敏感に気がついた伊藤さんが、俺の股間を手で抑えるみたいに刺激した


「うぁん、だめ……ぇ」
「だめ?こんなに気持ち良がってるのに?」
「んんんっ……ぁあ、あ……っ」


イっちゃいそうなんだよ!
こんなんでイくのやだぁ

もったいない


指で形をなぞるようにきゅ、きゅ、と力を入れられて、また甘い嬌声があがる

異常なまでに綺麗な顔をした伊藤さんの口角が少しだけ上がったのが見えた

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