無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ちゅ、ちゅ、とリップ音を立てながら拓真さんの頭が小さく上下する

でも俺もされるがままなんてちょっと退屈で、拓真さんの頭に髪の毛の上からキスをした


すると拓真さんの手が俺の腹へと下ってきて、俺が着てたスウェット生地のパジャマを捲り上げる

外気に当たって腹が寒くなったのは一瞬

すぐに拓真さんの手のひらで撫でるように温められた


それ、すごい好き

理由はわかんないけど安心する


ゆっくりと腹の柔らかいところを確認するみたいに撫でた後、拓真さんの手はまた上の方へと戻ってくる

でもその手の行き先は俺の頭とか顔とかじゃなくて、胸


「っあ……ん」


なんとなく撫でていた手が俺の乳首を掠って、つい声が出た


「気持ちいいか？」
「う、ん……」


拓真さんが耳元でふ、と笑って、それにまたちょっと感じたけどそれは内緒


でもその後胸に当てられた手は、気持ちいいって言ったのに乳首には触れないように動く

それをもどかしくて、いっそ俺がおねだりでもしようかってところで上手く触られた


「ん、んぅ……はっ、たくまさ……」


なにそのテク

やだ
なんか、おかしくなる……って