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泣かぬ鼠が身を焦がす

第33章 能ある鷹も身を焦がす(サイドストーリー2)


背筋に小さな電流が走った感覚がして、一瞬目を閉じます

そして額の汗を拭いながら目を開け、次に目に入ったものに私はまた顔が笑みの形を作ってしまうことを止められませんでした


「痛いですか?」
「ひ……っ、たい……いたひ、れす……っ」


ひぃひぃ、と苦しそうな呼吸を繰り返されながら三村様は私に必死にそう伝えて来ます

ですが

何度も言っているでしょう?
嘘はいけませんね


「それなのにどうしてここをこんなにしてるんですか?」
「ひぃっ……!? あ、それ……はぁ……っあ」


私は痛いと言っていたにも関わらず大きく勃ち上がったままのそこを指差し、見せつけられるようになっていた裏筋へ指を這わせました

括れの辺りで少しだけ爪で掻くと、三村様の中に入っている私がきゅう、と締め付けられます


「ヨガっているから、このような卑猥な形になるのでしょう? 違いますか?」
「あぁぁん……っ、やめ、触らない……あぁ……」


手で包み込むように持ち先端を親指でグリグリと刺激すると、三村様はまた悲鳴のような喘ぎ声をあげられ先端からは先走りがひっきりなしに溢れて来ました


「こんなにお漏らしをして、いけませんね」

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