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泣かぬ鼠が身を焦がす

第33章 能ある鷹も身を焦がす(サイドストーリー2)


すると三村様は本当に苦しげな声を上げられました

ですが、私はわかっています
本当は喜んでいらっしゃるという事を

何故なら私の足の下にある三村様のものの硬さが損なわれないどころか、増してすらいるからです


いやよいやよも好きのうち
というのはこう言った場面のことを言うのでしょうか

天邪鬼な方より素直で純粋な方が好ましいと思っていましたが、私は自分のことをよくわかっていなかったようですね

今はこの「痛い」と叫びながら気持ちよくなってしまっている三村様がとても愛おしいです


「あっ、あぁぁ……!!! 痛い、ひたひ……やぁ……!!!」
「ふふ、『もっと』ですね。わかりました」


私は痛いと声を上げられる三村様の要望通りもう少し足に力を入れ、水捌けを良くするために彫られた浴室の床の溝に擦り付けて差し上げます

ゴリ、と硬いものがその溝で擦れる感触と、三村様のそこがまた一段と硬度を増された感触


本当に身体は正直ですね


「もう限界ですよね? このまま出して下さい」
「ひゃ、ふぁ……あぁ、あ……っ、うぐぅぅぁああ……!!!!」


私の指示と同時に、三村様が放った精液が床に散りました

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