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偽りの向こう側

第20章 みんなの森再び

「ハァッ……ハァッ……ミナミッ……気持ちッ」
「ぁんッ……ぁあんッ……コージィッ……」

コージと会って二時間後に恋人同士になり
四時間後にコージの一人暮らしのマンションで
身体が重なった。

これがネットの浅はかさなのかと思う。

「うぅッ……でッ……出ちゃうぅッ……うぅッ」
「ぁあんッ……コージィッ……イクゥッ……」

そして私はその浅はかさに救われた。

事が終わるとコージは
いかにもカレシっぽく
私を抱き締めた。

「本気で俺のカノジョになってくれる?」

一瞬躊躇った。


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