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(旧)短編☆中編小説集

第9章 誘惑~からのLOVE①

・北山side

暫くし、意識を取り戻した俺は藤ヶ谷を起こさないようベットから降り。



北「悪い、またシャワーを借りるわ」



綺麗に洗い流してから再び戻ると。



北「帰るね」



場を後にしようとし後ろを向いたらギュッと腕を掴まれる。



北「ドキッ、びっ、ビックリしたなぁーもう」



目を覚ましたのかと思ったぜ。

その掴まれた手をソーッと離し。



藤「ん…んん‥北‥山」

北「えっ?」

藤「ごめ…ん‥」



ズキン!

謝らなくていいから藤ヶ谷お前は謝らなくてもいい。

俺が傍にいたいんだ、どんな形でも。

それがたとえセフレという名の形であったとしても。



北「またな、フッ」



笑いかけドアを締める。

こうして俺と藤ヶ谷のメンバーにも内緒にした関係は続く事となったんだ。

割り切った形での―





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