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(旧)短編☆中編小説集

第8章 愛しのシンメトリー

・藤ヶ谷side

バーベキュー当日。



塚「よし、じゃ始めようか」

ニ「だから塚ちゃん、カップルはもう」

塚「そうじゃない奴もいるじゃん」

河「まぁ確かに、フッ」

塚「で、考えたんだけどさ」



五関のダチが、やっているキャンプ場はこじんまりとしていて。



五「なに?それ」



貸し切りOKだったから、俺達は気兼ねなく。



塚「それだったら誰も」

五「つうか、わざわざそんなことをしなくてもいいんじゃね」

ニ「面白そうじゃん」

千「ちょっとしたスリルが味わえるし」

宮「でも間違えたら」

藤「間違いなくお仕置きだろうな、ニッ」

玉「当然 ニヤッ」

宮「ギクッ」

一同「あはははっ」



楽しむことが出来たんだ。



横「なら決まりか?」

橋「うん、いいよ」

戸「ふっ、付き合ってやるさ」

横「ミツは?」

北「別に好きにすれば?」

塚「ではまず」



テントは6つ―

6名が中で待ち残りの連中は夜這いをかける。



戸「もちろん拒否る権利はあるんだよね」

北「嫌なら、蹴り飛ばしてやればいいわ」

宮「そしたらどうなる?」

玉「外で寝るに決まってるじゃん クスッ」

宮「うっそぉー」

河「きゃはははっ」



みや、マジでそうなりそうだから気を付けた方がいいぞ。





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