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秘密の嵐ちゃん

第1章 営業ごっこ 櫻宮

櫻井「かっこいいよ、ニノ。」
僕は蝶ネクタイ付きのスーツを翔君の部屋で、翔君の前で着こなしていた。翔君が誕生日プレゼントだと言って渡してくれた。とても嬉しいけど、蝶ネクタイって………。僕、もう子供じゃないのに。 バラエティでも音楽番組でもコンサートでもいつも僕だけ蝶ネクタイなの。みんないい柄のネクタイで、羨ましく思う。
二宮「ありがとう。サイズもぴったりで僕に合った柄だけど…」
櫻井「どうしたの?」
二宮「翔君のネクタイが欲しいの。」
ネクタイくらいは欲しいよ。翔君が僕のためにネクタイを結んでくれたらいいのに。僕が翔君の旦那さんみたいでいいでしょ?
櫻井「まいったなぁ…。昨日ZEROで使ったネクタイでいい?」
二宮「うん、ありがとう。ネクタイに憧れてたから、嬉しいな。」
櫻井「そうかぁ〜。ニノはネクタイが好きなのか〜。」
と何かブツブツ呟きながら翔君はネクタイを結んでくれた。
二宮「似合ってる?」
櫻井「うん、かっこいいよ。すごくかっこいい。でも…」
二宮「なに…?翔君? …!? んっんあっ…」
翔君は余裕のある笑みを浮かべて僕の首筋にキスをした。突然襲ってくる翔君。
僕が翔君の旦那さんじゃないの?こんなの、聞いてないよ…。
櫻井「とても似合ってるけど、今は脱ごうか。ね?」
容赦なく耳を噛まれる。弱いとこ刺激されたら、抵抗できない…。
二宮「んぅ…はぁ…なにこれ…」
櫻井「枕営業みたいでしょ?仕事が欲しくて偉い人に体を売るんだよ。」
二宮「そんなこと、知ってるよ…んん…」

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