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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第8章 枕営業の真髄

会社近くのカフェで遅めのランチを
ひとりで食べていた。

頭の中で想い描くのは
ついさっきまで時間を共有していた
斗真社長のことばかり。

年齢差は17歳。

斗真社長にしてみれば私なんてガキだし
それ以前に身分が違いすぎる。

「はぁ……」

溜め息が漏れる。

どっちにしろ雲の上の存在。

どうにかなんてなるわけがない。

「はぁ……」
『はぁ……』

背後から私と同時に溜め息の声。

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