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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第8章 枕営業の真髄

入店も出来ずこれといったプランもなく
ただホストクラブの前で待ち伏せをする。

深夜2時を過ぎた頃
ホストクラブから数人のホストが出てきた。

あれだ……椿龍我は。

ホームページの写真より
いささか地味な印象を受けた。

写真では髪の毛を立たせ
派手なスーツをまとっていたが
実際にこの目で確認した椿龍我は
キャップを被りカジュアルな出で立ちだった。

危うく見過ごしてしまいそうなほど
別人となっていた。

顎にある大きなホクロ。

これのおかげで何とか見落とさずに済んだ。

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