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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第9章 本條斗真の事情①

女好きを封印してきた俺の血潮が
少しざわついた気がした。

藤咲遥香は俺の核心の部分に触れた。

しかも回りくどいことはせず直球で。

それに対し少しも嫌な気分には
ならなかった。

恋というには幾分早い。

興味という言葉が的確かもしれない。

しかし俺の心を揺るがしたといえよう。

『また私とここで会ってください!』

明日にでも今日と同じ時間帯に
『秘密の場所』へ行ってみようと思った。

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