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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第2章 結果として枕営業

「早かったな。とりあえず入れば」

今日は午前中から住宅地を回り営業をかけていた。

インターホン越しに片っ端に断られ
午後3時を過ぎた頃
やっと玄関先まで通してくれる住人に
巡り会えた。

しかし話が噛み合わない。

「よろしいのですか?」
「ここでするわけにいかないだろ」

彼は私が保険レディということを
把握しているのか。

確かに玄関先では込み入った話はしづらい。

「では名刺を」
「今さらいらないよ。そんなもん」

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