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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第19章 梶ケ谷秀吉の事情②

そりゃ遥香も放心状態になるわけだ。

自分の会社の社長である本條斗真と
本條斗真に追い付こうとしている僕。

比較対象にもならない。

僕が一緒に居るせいで
遥香に恥をかかせてしまった。

この場から消えてしまいたかった。

「遥香……今日は帰ろうか」

一目散に退散したい。

こんな僕を遥香に見せたくない。

「部屋とってあるんでしょ?」

遥香が僕の汗ばんだ手をギュッと握った。

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