テキストサイズ

枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第24章 私の運命

「少しだけ回り道をしたけど僕と遥香は
こうなる運命だったんだよ」

秀吉の勝手な思い込みに
私まで頭がおかしくなってしまいそう。

「……斗真社長は全く関係ないの。分かって。
お願いだから」

これだけは伝えなきゃ。

「だったら本條のことを好きだというのも
違うよね?」
「……違う。斗真社長なんて好きじゃない」

好き……

斗真社長が大好き……

「遥香が愛しているのは誰?」

涙が頬を伝う。

「……秀吉」

全ては斗真社長の為。

「そんなことは最初から分かってたよ。
遥香が僕以外の男を愛せるはずがない」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ