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「斗真社長は関係ないでしょ！秀吉と私の
問題でしょ！斗真社長を巻き込まないで！」

話が通じないほど狂っている。

「まだ分からないのか。巻き込まれたのは
遥香自身なんだよ」
「だからそうじゃなくて！秀吉に抱かれたのは
私の意思なの！斗真社長は関係ないの！」

言った瞬間にまずいと気付いた。

「そっか。遥香は僕に抱かれたかったんだね。
本條の指示とは関係なく」

私の発言の意味を履き違え
自分の都合のいいように解釈していた。

「そうよ。私の意思で秀吉に抱かれたの！」

斗真社長の大切な会社を守れるなら
秀吉の勘違いに付き合うしかない。