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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第6章 愛ある枕営業

「来月から宮崎商事の担当をお願いしたい」
「私がですか?」

今でこそ営業一課には私を含む女子社員が
数名在籍しているが
当時の営業一課は過酷であり
とてもじゃないが女性には務まらないという
風潮があったらしい。

経緯は分からないが佐伯胡桃が
この営業一課に配属され
それこそどのような手段で
実績を上げたのかは分からないが
女子社員がこの営業一課で何の弊害もなく
職務を遂行出来るよう
風穴を開けてくれたのは
他でもない佐伯胡桃である。

「藤咲のこれまでの実績を考えれば妥当だ」
「ありがとうございます!」

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