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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第6章 愛ある枕営業

確実に運は私に向いてきている。

佐伯胡桃の敷いたレールの上を
走ることになるが
宮崎商事担当ともなれば
これまでの以上の成果を
成し遂げられることは明白だった。

「これから宮崎社長に挨拶してこい。
アポはとってある」

これまで宮崎商事は村上主任が担当していた。

「村上主任にお伺いしたいことがあります」
「ん?なんだ?」

佐伯胡桃が当時の村上主任に
助け船を出したのは理解できる。

私が不可解なのは
佐伯胡桃が営業一課配属直後に
この手柄をあげたことだった。

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