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第1章 不思議な夢
―その日の夜―
由美子はまた妖精の夢をみた。
妖精
『また会ったね!』
由美子『またこの夢!?』
妖精『これは君が望んだ夢なんだよ…』
由美子『あたしが!?』
妖精『君は子供に戻りたい?』
由美子『戻れるなら戻りたいわ』
妖精『じゃあ…僕が戻してあげるよ…でも元の身体には戻れないし元の世界…君の世界には戻れないよ?』
由美子『え…元の世界?』
妖精『そう…それでもいいの?』
由美子『ええ…それでもいいわ』
由美子はこれは夢なんだから、…
そう思って言った。一時でも解放されるならと…
妖精『なら緑色のそこの扉を開いてそしたら扉をくぐったら君は子供になれるよ、茶色の扉は元の世界に戻り君は夢から覚めることができるよ』
由美子『緑色の扉をあけるわ』
妖精『…後悔しないでね…』
由美子は緑色の扉を開けた…
『ぎいいぃ~』
扉を開ける音がした。