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図書委員のエッチな当番日誌

第2章 初めての告白とキス

天ヶ瀬さんがじっと見つめるから。

その視線に、熱に浮かされたような気になった。

「ん?」

天ヶ瀬さんの笑みに、ハッと我にかえった。

「あ…やだ、冗談です!!」

いつもの様に、からかってるのかもしれないし!

「え…と。返却ボックスの回収、してきます!!」

慌てて図書室から廊下に出た。

返却ボックスの裏に回り、中に入ってた本を回収する。

五冊しか入ってなかったから、そんなに持つのに苦労しなかった。

「栞ちゃん、ありがとう」

「いえいえ。大丈夫です」

天ヶ瀬さんの笑みに、心の中がポカポカする。

貸し出し中の図書カードの中から、戻ってきた本を探していると

「あ、それはこの分だね」

天ヶ瀬さんが、後ろから手を伸ばして、図書カードを探してくれた。

「ありがとうございます」

「うん、で、次のが…」

探してくれるのはありがたい。

優しいと思う。

だけど、背後から手を伸ばされると…

前回の、抱き抱えられた時を思い出してしまった。

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