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図書委員のエッチな当番日誌

第5章 初めてのフェラチオ

図書委員の仕事をするために来てるのは分かってる。

だけど。

天ヶ瀬さんと、二人っきりになりたかったのに…

ため息をこぼすと、天ヶ瀬さんはクスッと笑って

「本を借りる人もいないだろうから、整頓を手伝ってもらおうかな?」

「は、はい!!」

勢いよく返事をすると、返却カウンターに

『ご用の方は呼んで下さい』

そう書かれた札を立て掛けて

「じゃあ行こう」

にっこり笑うと、本棚が立ち並ぶコーナーに向かった。

皆が肩を並べる読書スペースを抜けて、天ヶ瀬さんの後ろをついて奥に進んでいく。

こっちは…美術関係の本とか、画集が納められた本棚が置いてある所だ。

普段そんなに借りに来る人もいないし、整頓をしなければならない程、出し入れがある訳でもないのに…。

不思議に思いながら天ヶ瀬さんについていくと

「栞」

突き当たりを曲がった所で名前を呼ばれる。

皆の前だと「栞ちゃん」なのに、二人っきりになると呼び捨てになる。

それが分かっているから、名前を呼ばれるとドキッとしてしまう。

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