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図書委員のエッチな当番日誌

第5章 初めてのフェラチオ

「こっちおいで」

手招きされて天ヶ瀬さんに近寄ると、にっこり笑った彼に肩を引き寄せられて…

いつの間にか、天ヶ瀬さんの腕で作った輪の中に閉じ込められた。

「あ…天ヶ瀬さん!?」

「しぃっ!」

笑いを浮かべたまま、ないしょ話をするように声を潜めると

「大きい声を出すと、皆に気付かれちゃうよ?」

愉しそうに耳元で囁かれて

「んっ!!」

思わず、ビクンと体を震わせた。

「ん?栞は耳も弱いのかな?」

「そっ…そういう訳じゃ…」

逃げようにも、天ヶ瀬さんの手はがっちりと組まれていて、離してくれない。

ふぅっと息を吹き掛けられ、

「ひゃっ!?」

声を上げると、クスクス笑われた。

「こら。声を上げると気付かれちゃうよ?」

咄嗟に手で口元を隠すと、天ヶ瀬さんはとろけるような微笑みを浮かべて

「いい子だね」

そう言って、耳に唇で触れた。

チュッ…

思いの外生々しい音で聞こえたリップ音に、背中がぞくりとした。

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