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図書委員のエッチな当番日誌

第9章 初めての…

「栞、ダメだろ?普通にしてなきゃ」

天ヶ瀬さんが小さな声で叱咤する。

「ごめんなさ…だって…んんぅっ!!」

話の途中なのに。

天ヶ瀬さんが指の動きを早くしたせいで、体に電流に似た快感が走り抜けた。

カウンターに突っ伏して、身体中に力を込めて耐えていると

「あのー…」

カウンターの向こう側から、か細い声がした。

慌てて顔を上げると、さっきの男の子が立っていた。

「あ…ごめんなさい!!」

「本を借りたいんですけど…大丈夫ですか?」

「あ、はい。もちろんです」

彼が手渡してきた本を受け取り、貸し出しの手続きをしていると

「んっ!!」

天ヶ瀬さんが指を差し入れてきた!!

思わず声を洩らし、体をびくんと震わせてしまうと

「え!?」

目の前の男の子が驚きの声を上げた。

「あ…ごめんなさ…い。手続き…終わりました」

指で弄られて、息が上がってしまう。

熱くなった頬を隠すように、うつむき加減で応対すると、男の子は怪訝そうな顔をして帰っていった。

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