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カラ松girlの小話部屋
第14章 店員カラ松さんと大学生一松の話 ③
…………
いつの間にか俺も眠ってしまい、会社から帰ってきたチョロ松兄さんに蹴り起こされた。
どうやら俺が、カラ松さんを無理やり連れ込んだと思ったらしい。
あれこれ弁解している内に、カラ松さんが目を覚ました。
体の具合は大分よくなっているようだった。
家まで送ると言ったが、断られてしまった。
階段下まで見送りに行くと、何度も振り返って手をふってくれた。
角を曲がり、見えなくなってから、俺は腕組をして待っているであろう兄のもとへ踵を返した。
④へ続く。
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