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私の心の1番綺麗なところに

第10章 春の虚しさ




いまでも、
寂しくなったときは
あなたのことがフッと浮かぶ。


そして思い出がめぐって
最後の、笑顔のシーンになったとき、




私はもう涙をこらえるのに必死で。



時にはこぼれることがあって。






どうして忘れられないんだろう。


どうして忘れさせてくれないんだろう。




なんて、あなたを恨みたくなる。



意味がないのに。

意味がないのに。






「同じ空の下」

なんて言葉は
あんまり好きじゃないけど。




いるんだよね。





きっと、きっと。





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