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私の心の1番綺麗なところに

第16章 晴れのち曇りのち…





隆太。




あのころ、

「優貴」が私で

「私」が隆太だった。







一方的にあなたを責め
イライラしていた。



あなたは、何も反論しなかった。
何も自分の意見を言わなかった。




ただ、「ごめん」と
何度も、何度も


謝っていた。




あのころは、
謝ることしかしないあなたに
私はさらに、イライラしていたけれど。




それがどんなに苦しかったか
わかるようになったよ。




色々な感情をころして、
言っていたんだね。



どうして気づかなかったんだろう…





気づくのが遅すぎた。






隆太、隆太、隆太…





あなたが耐えたことを



私も耐えてみせる。



これは私が過去に傷つけたことが
返ってきているだけだから。








大丈夫、大丈夫、…











隆太。
















ごめんなさい。







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