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私の心の1番綺麗なところに

第6章 ゆがみ。



「同窓会の写真見たいです。」

「あんまり撮ってないけど…ハイ。」



添付されていたのは
3人が写っている画像。



左に男の人。
右に隆太。


真ん中は…


女の人だった。






「仲良しそうですね。」


それしか、言えなかった。



本当は、悲しいし、妬いてる。



でも、私にはその感情を
ぶつけることはできない。



彼女でもないのに、できない。




「高校の部活の仲間とマネージャーだよ。」











ホッとした。



そういうことか…







「たとえば、ですけど、
隆太にとっていいなと思う人や
誰かが隆太のこといいなって思った人に
アピールしたり、されましたか?」


「そんなのないよ。笑
なに、妬いてたの?」



ここまできたら、言うしかない。



「うん。そうなったら私は悲しいなって。」

「可愛いね。ほんと。」




メールなのに、恥ずかしくて赤面する。


この文を読むだけで
どきどきしちゃうよ…。



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