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溺れて愛して伝えたい

第2章 溢れ出る

今までにもたくさん感じてきたが、ここまで感じたのは初めてだ。

イく とはまた違うのだ。

何がそうさせているのかは分からない。

ただただ気持ちいい。

大きな波が一気に襲ってくるのがイく、ならば、今感じているのはその逆。

小さな波が断続的に襲ってきて、いつの間にかそれが積もりに積もって、結果的に大きな快感になっている、そんな感覚。

感じたことのない快感の大きさに怖くなる。

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