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Sweet love story~君に捧げる詩~

第2章 きっかけ

「由璃っ!!」

「友子、朝から叫んでどうしたの?」

「ライブ誘われたの!」

「へえ…誰の?」

眠い朝はしらける。

「Dream kiss」

「誰それ?」

「高校生バンドで結城大輔クン、かっこいいんだよ!」

友子は、めちゃくちゃ興奮気味だ。

「ふーん……それで?」

「一緒に行こ!!」

「はぃ?嫌だ、めんどくさい。友子、彼氏とでも行けば??」

「由璃のバカ!智希の前で他の男にキャアキャア騒げないでしょ……」

「なるほどねぇ……。いいよ。こっちは、好きな人に彼女いるって知ったばっかで落ち込んでるし……」

「じゃあ決まり!!明後日、夕方6時に待ち合わせで」

「オッケー」

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