好きになったらダメだよ
第2章 そのためのセフレでしょ?
川田くんは丁寧に私のパンプスを脱がすと、そのままバスルームまで私を運んだ。
「とりあえずお風呂入らないとでしょ?だいたいの物はそろってるから。クレンジング、洗顔、化粧水に乳液、好きな物使って。」
そう言って、彼は洗面台に並べられたボトルを指差した。
洗面台は鏡を挟んで左右に物をおけるスペースがある。
左側には川田くんが使っていると思われる男性物のワックスや洗顔、あと歯ブラシなどが並べてある。
右側はどう見ても彼が使うものではない、女性物の化粧品が占めている。
「あと、新しい歯ブラシが…」
彼が鏡を引っ張るとその中も棚になっていて、ドライアーや歯ブラシが仕舞われていた。
「これ使って。」
「ありがとう…。」
……なんていうのか、滅茶苦茶手馴れている。
女の子を連れ込んでいる噂は嘘じゃないんだ。
てか、なんで私、少し凹んでるんだ。ダメダメ!考えたら負け!
「着替えは入っている間に置いとくよ。」
「うん……。」
「じゃあごゆっくり。」
まるで私が年下かのように、川田くんは私の頭を良い子良い子して去って行く。
残された私は呆然として、何者なんだとしか思えなくて、その気持ちを払拭するためにも、勢いに任せて服を脱いで、お風呂に入った。
「とりあえずお風呂入らないとでしょ?だいたいの物はそろってるから。クレンジング、洗顔、化粧水に乳液、好きな物使って。」
そう言って、彼は洗面台に並べられたボトルを指差した。
洗面台は鏡を挟んで左右に物をおけるスペースがある。
左側には川田くんが使っていると思われる男性物のワックスや洗顔、あと歯ブラシなどが並べてある。
右側はどう見ても彼が使うものではない、女性物の化粧品が占めている。
「あと、新しい歯ブラシが…」
彼が鏡を引っ張るとその中も棚になっていて、ドライアーや歯ブラシが仕舞われていた。
「これ使って。」
「ありがとう…。」
……なんていうのか、滅茶苦茶手馴れている。
女の子を連れ込んでいる噂は嘘じゃないんだ。
てか、なんで私、少し凹んでるんだ。ダメダメ!考えたら負け!
「着替えは入っている間に置いとくよ。」
「うん……。」
「じゃあごゆっくり。」
まるで私が年下かのように、川田くんは私の頭を良い子良い子して去って行く。
残された私は呆然として、何者なんだとしか思えなくて、その気持ちを払拭するためにも、勢いに任せて服を脱いで、お風呂に入った。