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ぜんぶ二人ではじめて

第2章 そんなはずないのに

次はボールだと思ってたのに。

てか、ボール玉なのに、

泰宏くんは思い切りバットを振っていた!

当たってぇ!

と、心の中で思い切り叫んだ。

カキーーーン!

ボールがバットに当たった!

センターの方に高く上がって飛んでいった!

ボール玉だったのに。

スゴい!

晃くんはまだ止まってる。

泰宏くんは、セカンドベースの上の方を飛んでいったのを確認すると、ガッツポーズ!

審判が

「ホームラーーーン!」

と、言った!

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