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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡

第14章 ちーちゃんの夏休み♡partⅥ♡






「…ま♪結果的に、葵くんが雅からガッポリ巻き上げたヤツは、よくボロ負けしてるカジノで渚くんに吸い上げられて…

さらにそこで大勝ちするオレのポケットに入る。っていう良い具合のスパイラルになってるんだけど♪」

「聖…く、ン…もッ…イッ───」

「ん?…って、さっきイッたばっかりでしょ。なのに、もうこんなにここ…

こんなに勃たせてるの?」

「…あ、ハッ、…くぅ…!!ぁ゛…──」


ヌルヌルの指先で摩擦され続けたそれは、コリコリッと完全に腫れてその実を大きくし、上下左右に行き交う彼の指を尖った先端で持ち上げている。

その下にある蜜口からはトロリと甘いツユが止めどなく溢れ滴り…


「…オレが葵くんの話したから、余計に興奮した?」


…──!!


甘い音色の割には、耳を愛撫するなじるような言葉に、一気にやって来た大きな引き波に膝や爪先にギュウっと力が入った。


「──はっ…ッ…!!あッ…──」


その瞬間、永遠にどこかへ落とされる感覚に、ビクリとひときわ大きく震えた躰が硬直して息が止まる。

すべてが空っぽでまっ白になる数秒間…

なにも考えられず、ただ色欲が己の躰を隅々まで支配する強い快感で一杯になる瞬間がまたやって来る。


…やがて、それが尾をひくように通りすぎると、その空白の数秒間を取り戻すように肺が忙しく酸素を取り込み始めた。





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