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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第11章 職場の嫌味な女とそのカレシ

特選店という職場は他の部署と比べ
特別視されていた。

他の部署の男性社員の出入りが激しい。

仕事の合間に特選店を訪れ
目の保養をしているのだろう。

「史子ちゃん。いつデートしてくれるの?」
「そんな約束はしてません」

加原はそんな男性社員を呆気なく交わす。

「瞳ちゃんてここのVIP客に誘われるでしょ?」
「そぉなんですよぉ。困っちゃってぇ」

斉藤は自分がモテると言わんばかりに
身体をくねらせ肯定する。

当然ながら私も男性社員に声を掛けられる。

「理佳ちゃんは新入社員の中では
ずば抜けて美人さんだね」

性悪ですけどね。

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