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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第2章 智也と出逢う~高校一年生~

下校時、智也の横を歩く私。

高校一年生の美男美女カップルに
男女問わず生徒たちは
羨ましそうに様子を窺う。

ただクラスメートの女子たちに
現実を見せつけてやりたいだけだった。

高望みするクラスメートの女子に
知らしめてやりたかった。

智也に相応しいのは私。

「歩くのおせーよ」

それにしても歩くスピードが速すぎる。

必死に智也の歩調に合わせる。

智也の横を歩かなければ意味がない。

私は智也のカノジョなんだから。

注目されてるから。

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