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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第2章 智也と出逢う~高校一年生~

智也は剣道部に入部した。

帰宅部の私はバイトを始めた。

私と智也に注目するクラスメートは
誰も居なくなった。

それでも私たちは週に二回のペースで
一緒に帰っていた。

お決まりの場所に到達すると
どちらともなく手を繋ぐ。

「ちょっとそこに寄っていってもいい?」

そこは下校途中にある神社だった。

境内の段差に隣同士で座る。

智也はポケットからタバコを出すと
ライターで火を点けた。

私にはガムをくれた。

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