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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第16章 智也の事情~専門学校③~

楢橋の舌に俺の舌を絡めるように動かすと
その意味が理解出来ないのか
遠慮がちに舌を出したり入れたりする。

その仕草に愛しさを感じる。

一旦唇を放した。

「ごめんね……私なにか間違えてたよね?」
「間違えてないよ」
「でも……」

楢橋は自分の唇に触れながら考える。

その姿にも愛しさを感じる。

「……静香」

俺が名前で呼び掛けたことと
楢橋が触れている自分の唇に
俺が触れたこと両方に驚きの表情を見せる。

「静香のこと……好きになりたい……」

それは理佳を忘れるということ。

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