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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第2章 智也と出逢う~高校一年生~

「セックスか。へぇ」

智也は立ち上がる。

やっとトイレに行ける。

しかし智也は境内の裏手へと歩いていく。

「ちょッ……そっちは出口じゃ……」

慌てて智也の後を追い掛ける。

「ここに立って」

そこは大きな木の真下だった。

智也に言われた通りにした。

すると智也は行く手を阻むように
私を木に寄り掛からせ
両方の肩に両手を置いた。

「Aってなんだっけ?」

いくら私でもこの先の展開は読める。

それがかえって「キス」と言いづらくさせる。

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