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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第19章 始動開始

「阿川の女だったのか。でも未成年は酒飲めねぇ
からなぁ」
「そこを何とかお願い出来ませんか?」

阿川先輩の女扱いされたが
それは追々否定すればいいだけの話。

店長の本間は地元の後輩の頼みとあって
私の採用を悩んでいる様子だった。

「未成年は後々厄介だしなぁ」
「だったらこうしませんか?」

阿川先輩はテーブルの上に置かれた
私の履歴書を破いた。

「おい!阿川!」
「先輩!何やってるんですか!」

阿川先輩は本間と私が驚く様子を
楽しんでいるようだった。

「理佳ちゃんが年齢を偽ってここに来たことに
すればいいじゃないですか。本間さんも俺も
この履歴書には目を通していない」

阿川先輩に助けられ私はこのキャバクラ
『サンライズ』で働くこととなった。

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