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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第21章 智也の事情~社会人①~

美鈴は無造作に裸になると
仰向けで寝ている俺の膝の上辺りに乗った。

「理佳を抱いた智也に抱いてほしいの」
「なんだよ、それ」

美鈴が俺に好意を抱いている故の
理佳への嫉妬心か。

「勘違いしないで。男には興味ないの」
「……理解出来ない」

男に興味が無いのに俺に抱いてほしいって。

「興味があるのは……これだけ」

美鈴は前屈みになると俺のモノをくわえた。

「うぅッ……ちょッ……やめろッ……」

無情にもモノは反応してしまい
瞬時に勃起した。

「性欲だけは満たしたいの。でも私の心は……」

美鈴は顔を上げると
薄気味悪い表情で微笑んだ。

「理佳にある。智也が私から理佳を奪った」

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